50代になると、「この先も今の働き方を続けるのかな」と考える機会が増えてきます。
子どもが成長し、以前より自分の時間が持てるようになった人もいます。
その一方で、親の介護や自分の体力を考え、今までと同じペースで働くのは難しいと感じる人もいるかもしれません。
私たちの年代は、結婚や出産をきっかけに仕事を離れ、その後は家事や育児と両立しやすいパート勤務を選んできた女性も多い世代です。
子育てが落ち着いた今、「もう一度しっかり働きたい」と思う人もいれば、「これからは少しゆっくり働きたい」と感じる人もいます。
50代からの働き方に、ひとつの正解はありません。
この記事では、これまでの働き方を振り返りながら、これから自分に合った働き方を考えるヒントを紹介します。
50代女性のこれまでの働き方

今の50代女性が20代、30代だったころは、現在とは働く環境もずいぶん違っていました。
仕事を続けたいと思っていても、結婚や出産、子育てをきっかけに働き方を変えた人もいます。
結婚・出産で仕事を離れた人も
結婚後も働き続ける女性はいましたが、妊娠や出産を機に退職した人も珍しくありませんでした。
保育園への送迎や子どもの急な発熱など、仕事と子育てを両立するには難しい場面もあります。
なかには、「本当は仕事を続けたかった」と思いながら、家庭を優先した人もいたかもしれません。
子育てとパート勤務
子どもが少し大きくなってから、パートとして仕事を再開した人もいます。
学校から帰る時間に合わせたり、行事や長期休みに対応したりするには、勤務時間を調整しやすい働き方が必要でした。
そのまま長くパート勤務を続けてきた人も少なくありません。
50代で増える自分の時間
子どもが高校生や大学生、社会人になると少しずつ手が離れ、家族中心だった生活にも自分のために使える時間が戻ってきますよ。
そんなときに、「これから私はどう働こう」と考え始める人もいますね。
これからの働き方を考える
50代から先の働き方は、人によって違います。
収入を増やしたい人もいれば、仕事の時間を減らしたい人や、これまでできなかった仕事に挑戦したい人もいますよ。
まずは、自分がこれからどう働きたいのかを考えてみましょう。
今の仕事を続ける
今の職場や仕事に満足しているなら、そのまま続ける選択もあります。
長く働いているからこそ、人間関係や仕事内容に慣れている安心感もありますよね。
新しい働き方を考えるからといって、必ず転職する必要はありません。
ゆっくり働く
これまで仕事や家事、育児を続けてきて、「そろそろ少しペースを落としたい」と感じる人もいます。
働き方を見直すなら、勤務日数を減らしたり、短時間勤務に変えたりする方法もありますよ。
私も介護職として働いていたころ、体力的な負担から仕事量を減らした時期がありました。
自分の体力や生活に合わせて働くのも、長く仕事を続けるための選択肢ですね。
もう一度しっかり働く
子育てが落ち着いた今こそ、もう一度フルタイムで働きたいと思う人もいます。
「パートではなく正社員になりたい」
「自分の収入を増やしたい」
そんな気持ちが出てくる人もいますよ。
50代だからと最初から諦めず、自分がどんな働き方を希望しているのか、一度整理してみましょう。
副業や在宅ワークを始める
今の仕事を続けながら、副業を始める方法もあります。
在宅でできる仕事なら、通勤時間を気にせず働けるものもあります。
最初から大きな収入を目指さず、自分に合う仕事か確かめながら、少しずつ始めてみてもよいかもしれませんね。
50代から正社員を目指せる?
「正社員として働きたい」と思っていても、50代になると年齢が気になるものです。
「今から応募して、採用してもらえるのかな」と不安になりますよね。
年齢やブランクへの不安
子育てなどで正社員として働いていない期間が長いと、自信をなくしてしまいがちです。
求人を見ても、若い人向けに感じて応募をためらってしまう人もいます。
50代から正社員を目指すのは、簡単だと言い切れるものではありません。
それでも、これまでの職歴や経験を生かせる仕事が見つかる可能性はあります。
経験を生かせる仕事を探す
これまで経験してきた仕事を振り返ると、自分では気づいていなかった強みが見つかるかもしれません。
- 接客経験が長い → 人と接する力
- 事務経験がある → パソコン操作や書類作成のスキル
- 同じ仕事を長く続けてきた → 継続力や責任感
仕事だけでなく、家事や子育てを通じて身につけた力もありますよ。
家族の予定を管理する調整力や、人と連絡を取り合う対応力なども、仕事に生かせる経験のひとつです。
また、人と話すのが好き、細かい作業が得意といった自分の特徴にも目を向けてみましょう。
これまでの経験や得意な分野を整理すると、仕事を探すときのヒントになります。
正社員以外の選択肢もある
働き方は正社員だけではありません。
今は、生活や希望に合わせてさまざまな働き方を選べます。
- パート
- 契約社員
- 派遣社員
- 副業
正社員を目指す道もあれば、今の生活に合わせて働く道もありますよ。
派遣会社によっては定年を設けていないところもあり、年齢を重ねても働ける可能性があります。
私自身も派遣社員として働いたあと、非常勤ではありますが、直接雇用に変わりました。
収入や勤務時間など、自分が何を優先したいのかを考えながら、働き方を選んでいきたいですね。
働き方を決める3つのポイント
これからの仕事を考えるときは、仕事内容だけで決める必要はありません。
生活全体を見ながら、自分が続けやすい働き方を探してみましょう。
働く時間
これからの働き方を考えるなら、まずは「どのくらい働きたいか」を整理してみましょう。
フルタイムでしっかり働きたい人もいれば、週3日くらいがちょうどよい人もいますよ。
働く時間だけでなく、体力や家庭の状況も踏まえて、自分に合った働き方を見つけたいですね。
必要な収入
これからどのくらいの収入が必要なのかも、考えておきたいところです。
生活費だけでなく、老後に向けた貯蓄や、自分の趣味に使うお金も気になりますよね。
必要な金額が見えてくると、働く時間や仕事も選びやすくなりますよ。
仕事で優先したいこと
仕事に求める条件は、人それぞれです。
- 収入
- 勤務時間
- 通勤距離
- 仕事内容
- 人間関係
すべてを希望どおりにするのは、なかなか難しいですよね。
「これだけは譲れない」という条件をいくつか決めておくと、仕事も探しやすくなります。
これまでの経験を振り返る
50代になるまでに、仕事だけでなく、家事や子育てなど、さまざまな経験を積んできた人もいます。
家族の予定を管理したり、学校や地域の人と連絡を取ったりする中で、調整力や対応力を身につけた人も多いのではないでしょうか。
また、自分の得意な分野にも目を向けてみましょう。
- 人と話すのが好き
- 文章を書くのが好き
- 数字を扱うのが得意
- 細かい作業が苦にならない
長く続けてきた作業や、周りの人からよく頼まれる仕事も、自分の得意な分野を見つけるヒントになりますよ。
50代からの学び直し
これからやってみたい仕事が見つかっても、「今の自分では少し知識が足りない」と感じるかもしれません。
50代からでも、必要な知識やスキルを学び直すのは遅くはないですね。
興味のあることから学ぶ
最初から難しい資格を目指すより、まずは気になる分野から始めてみませんか?
本を読んだり、動画やオンライン講座を利用したりする方法もあります。
少し学んでみて、「もっと知りたい」と思えたら、そこから次へ進んでみましょう。
仕事に役立つスキルを身につける
仕事に役立つスキルには、いろいろなものがあります。
- パソコン操作
- 資格取得
- 文章作成
- オンラインツールの使い方
今の仕事に生かすために学ぶ人もいれば、転職や副業につなげる人もいますよ。
何から始めればよいか迷ったときは、自分が興味を持てる分野から探してみましょう。
50代からの学び直しについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
無理のないところから始める
働き方を変えたいと思っても、いきなり今の仕事を辞めるのは不安なので、まずは今の生活を続けながら、できそうなところから試してみるのもいいですよ。
すぐに転職しなくてもいい
転職を考えているなら、まずは求人をチェックしてみましょう。
仕事を探す方法には、次のようなものがあります。
- ハローワーク
- 求人サイト
- 転職サイト
- 派遣会社の求人
どんな仕事があるのか、給与や勤務時間はどのくらいなのかを見ておくと、これからの働き方も考えやすくなります。
副業や短時間の仕事から試す
興味のある仕事があれば、副業や短時間の仕事から始めてみるのもおすすめです。
実際にやってみると、「思っていたより向いている」と感じたり、「自分には違うかな」と気づいたりします。
合わなければ見直していい
一度決めた働き方に、ずっとこだわることはありません。
生活環境や体調が変わったら、そのときの自分に合う働き方へ見直してみましょう。
自分に合った働き方を選ぼう
今回は、50代女性のこれからの働き方について紹介しました。
50代になると、子育てが落ち着いたり、体力の変化を感じたりして、働き方を見直す人もいます。
- 今の仕事をそのまま続ける
- 勤務時間や日数を減らす
- 正社員を目指す
- 副業や在宅ワークに挑戦する
- これまでの経験や得意な分野を生かす
家族や周りの人を優先してきた女性もいます。
子育てが落ち着き、自分の時間が少し増えた今だから、「これから自分はどう働きたいのか」を考えるタイミングかもしれません。
正社員としてもう一度しっかり働きたい人もいれば、今のパートを続けたい人もいます。
副業に挑戦したい人や、少し仕事を減らしたい人もいると思います。
どれが正しい働き方というわけではありません。
これからの生活や自分の気持ちを考えながら、無理なく続けられる働き方を探していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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